こういった疑問に答えます。
結論から言うと、アニメなどで良く出てくる「ゾーン」や「フロー」というのは実際に存在します。
これは、「最強に集中している状態のこと」でして、この状態に入ると自分のパフォーマンスを最大限発揮できるようになります。
なので、この状態を上手く扱うことができれば、かなり色々な成果を出すことができるかと思います。
実際、僕もあまり体験したことがないので、科学的な情報を集めてまとめました。
一緒に「ゾーン」についての知識を学び、上手く扱えるようになりましょう。
本記事の内容
・「ゾーン」とは
・「ゾーン」に入るための方法
スポーツ選手などはこの「ゾーン」に入りやすいと言われています。
プロスポーツ選手のような超人的なパフォーマンスを発揮するには欠かせないと言うことです。
なので、「ゾーン」を上手く扱えば周りよりも劇的に良いパフォーマンスを発揮できるようになります。
あなたも今回紹介する方法を参考にして、「ゾーン」を上手く扱えるようになってください。
「ゾーン」とは
「ゾーン」や「フロー」とは、目の前の作業に完全にのめり込むことです。
この状態に入ると、自分のポテンシャルを最大限発揮できるようになると考えられています。
また、「ゾーン」に入った経験の多い人ほど、自信があり、幸福度が高まり、不安が少なく、挑戦的になる。
という研究結果があります。
つまり、「ゾーン」を使いこなせるようになれば、
- 仕事や勉強などで、最大限のパフォーマンスを発揮できるようになり
- 人生への満足度も劇的に良くすることができる
ということです。
「ゾーン」に入るための方法
かなり良い効果のある「ゾーン」ですが、実は扱い方がとても難しいです。
というのも、ゾーンというのはかなりエネルギーを使うので、発動しにくいように脳が設計されています。
「ゾーンを使ったせいで、大事な時にエネルギーが少なくなる」というのを避けるためです。
なので、きちんと扱い方をわかっていないと「ゾーン」は使いこなせません。
本章では、この「ゾーン」を上手く扱えるようになり方法を解説していきます。
ステップ1、「ゾーン」に入るための条件を知る
まずは、ゾーンに入るための条件を知りましょう。
実は、ゾーンに入りやすいかどうかは性格とも関係しています。
と言うのも、「真面目で忍耐力があって感情が安定している人ほどゾーンに入りやすい」ということがわかっています。
ただ、性格以外にもゾーンに入るための条件はありまして、それは9つあります。
その9つは以下の通り。
1、明確さ
何のためにそれをやっているのかという目的や、それを実現するための方法、それをやるとどうなるのかの予想などが明確になっていること。
2、集中
時間やお金を集中しても良いと思えること。
3、自意識の低下
我を忘れた状態になれること。
4、時間の歪み
そのことをしている時は、時間が短く感じること。
5、レスポンスの早さ
ある課題をクリアすると、その効果をすぐに実感できること。
6、適切な難易度
難しすぎず、簡単すぎないこと。
7、コントロール感
作業内容などを自由に決められること。
8、価値観
活動で得られる報酬が目的ではなく、活動自体が楽しいこと。
9、他社に妨害されない
電話や通知、話しかけられることがないこと。
以上が「ゾーン」に入るための9つの条件位なります。
なので、これらを意識することで、仕事や勉強などでゾーンに入りやすくなります。
ステップ2、「ゾーン」に入りやすい体験をする
次はゾーンに入りやすい体験をして、「ゾーンに入るとはどんな感覚なのか」を掴むステップです。
ゾーンに入るための条件を知るだけで、ゾーンに入れるほど簡単ではないので。
ゾーンに入りやすい体験は以下の通りです。
- ランニング・サイクリング
- ピンポン
- 水泳
- 太極拳
- ロッククライミング
- 料理
なので、これらの体験をしてまずは「ゾーンに入るとはどんな感覚なのか」を知ってください。
ステップ3、「ゾーン」を自分の仕事に活かす
最後に、今までのスッテプを踏まえて、仕事にゾーンを使えるようにしましょう。
具体的には、自分のゾーンに入りたい作業を先ほどの9つの条件に合わせていきます。
参考になる質問は以下になります。
- 仕事の目的が即答できますか
- 仕事中に集中できていますか
- 周りが見えなくなるほど没頭できますか
- 仕事を短く感じますか
- 仕事は未知への挑戦が適度にありますか
- スケジュールや内容を自分で設定できますか
- 給料が出なくても今の活動を続けたいですか
- 仕事環境は周りに邪魔されにくいですか
これらの答えに全てYesと答えられるのなら、完璧です。
もし、Noが1つでもある環境なゾーンに入りにくい環境なので、改善していくことが必要です。
日々のタスクをゲーム化するなどして、これらの質問にYesと答えられるように工夫していきましょう。
ステップ4、さらに環境を整える
今までのステップで十分なんですが、他にも「ゾーン」に入るためのトリガーはあります。
なので、それらを使うことでさらに「ゾーン」を使いこなせるようになります。
その条件は以下の通り。
1、グループ活動
- 親密さが強い
- 熱意が均等
- スキルが同じくらい
- 少しのリスクがある
2、クリエイティブ活動
- 従来と違うアプローチ法を使う
- ルーティンにない行動をする
3、環境
- ちょっと抵抗感を感じる体験
- 自然の中
これらを意識して環境を整えると、さらに上手く「ゾーン」を扱えるようになるかと思います。
最高の集中状態「フロー」について解説 まとめ
まとめます。
ステップ2、ゾーンに入りやすい体験をして、感覚を知る
ステップ3、工夫してゾーンに入りやすい環境を作っていく
ステップ4、さらに環境を整える
です。
これをすることで、「ゾーン」を使いこなせるようになれます。
逆に「ゾーン」を上手く使いこなせないと、パフォーマンスを最大限発揮できていないということなので、とても勿体ないです。
ぜひ、これらのテクニックを使って、あなたの最大限のパフォーマンスを発揮しちゃってください。
また、僕のブログでも目標達成関連の記事を書いているので、気になった人は見てみてください。
その他の集中力の上げ方についてはこの記事にまとめてあるのでどうぞ
おわり
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