本記事では、こういった要望に答えます。
最近は、目標設定の方法や計画の立て方について色々と記事を書いてきたので、そろそろまとめようかなと思います。
この記事では僕の具体例も合わせて、目標設定から計画の立て方をステップ形式で具体的に説明しますので、かなり参考になるはずです。
本記事の内容
1、正しい目標の作り方
2、正しい計画の立て方
3、計画をきちんと実行するためのテクニック
多くの人は目標達成について
- 「正しい目標の立て方がわからない」
- 「目標を立てたは良いけど、正しい計画の立て方がわからない」
- 「計画を立てても、計画通りに達成できずに終わる」
という悩みを思っているかと思います。
本記事ではそれら全ての悩みを解決します。
ちなみに、僕はTOEICの点数を425点から885点に上げたりしているので、信頼性としては高い方かなと思います。
- これを機に、需要の高いスキルを身に付けましょう。
- プログラミングと英語の学習法をまとめてます。
- どちらも需要が高いので、これを学べば大きく人生が変わるはずです。
正しい目標設定の方法
何はともあれ、正しい目標を設定しないことには始まらないので、長期目標から短期目標までの正しい設定の仕方を解説していきます。
1、長期目標を立てる
まずは、最終ゴールつまりはKGI(Key Goal Indicator)となる最終目標を決めましょう。
そして、その時に使える目標設定の最強フレームワークがSMARTになります。
簡単にいうと、「以下全てを満たしている目標を設定する」というテクニックになります。
- Specific(具体的)
- Measurable(測定可能)
- Actionable(行動可能)
- Relationship(関連性のある)
- Time-Bound(期限のある)
つまり、
「数値などを入れて測定可能にし、達成のためにどんな行動を取れば良いかがわかるほど明確で、自分の価値観に合っていて、期限のある目標を立てましょう」
ということです。
では、実際に今の僕の目標を元に解説していきます。
今僕は、副業収入としてブログの収益を上げていきたいと考えているのでそれをSMARTに当てはめます。
- Specific→ブログで稼ぐ
- Measurable→月に10万円を
- Actionable→PVとコンバージョンを上げる
- Relationship→自分の価値を最大化したい(与えれれる価値を上げて収益を上げる)
- Time-Bound→1年後までに
つまりは僕にとってのSMARTな目標は
「PV数やコンバージョンレートを上げて、1年後までにブログで月10万円稼げるようにする」
というものになります。
SMARTについてはこちらの記事で詳しく説明してますので、気になる方はどうぞ。
2、中期目標を立てる
次に、中期目標を立てていきます。
1年スパンとかの長期目標ですと、今何をして良いかがわからなくなるので、中期目標を立てることで今何すべきかを明確にすることができます。
そして、そのために使えるのがKPIツリーです。
これは、KPIを決めてそれを構成する要素を洗い出す手法になります。
今回はKPIではなく、先ほど作ったKGIを元に作っていきます。
なので、今の目標に対してはこんな感じのKPIツリーができます。
そして、これの一番上の層がKPIとなります。
つまり僕の今の目標の場合は、次の2つがKPIとなります。
- 収益用の記事のPV数
- コンバージョンレート
中期目標も長期目標と同じで科学的に目標の達成率を高めてくれるような目標にすべきです。
今回もSMARTを使っても良いのですが、毎回やるのも大変なのでより手軽なMACの法則というものを活用します。
MACの法則とは、次の条件を満たした目標を作るというものです。
- Measurable(測定可能)
- Actionable(行動可能)
- Competent(適格性)
つまり、自分の価値観に合っていて測定可能で行動可能な目標ということです。
要はSMARTの簡易版です。
これを先程のKPIと繋げます。
最終目標としては、
- 収益用の記事があり、
- その記事に1000PVがあり、
- アフィリエイトの単価が1万であり、
- コンバージョンレートが1%であれば、
目標は達成できます。
なので、次の2つが僕のKPIをMACの法則で適切な目標に変えたものになります。
- 収益化用の記事に1000PVを集める
- コンバージョンレートを1%にする
3、短期目標を立てる
最後に短期目標を作りましょう。
これを作れていないと本当の意味でActionableではないので。
これも先程のKPIツリーが役に立ちます。
というのも、KPIツリーで作った最下層のものが短期目標となるからです。
そして、ダブっているものや似ているものは1つにしてしまいましょう。
今回の例で言うと、以下のようになります。
- SEOライティングを学んで実践する
- コピーライティングを学んで適切なタイトルをつける
- SNSのフォロワーを増やす
- ファンを増やす
- リスティング広告を活用する
- セールスライティングを学んで実践する
- 読者の役に立ち記事を増やす
そして、これを手軽さと効果量の2軸で評価します。
今回はこのようになります。
そして、この中から良さそうなものを3つほど選びます。
今回の例で言うと、以下の通り。
- 最も手軽なSNSに力を入れてフォロワーを増やす
- 最も効果量の文章術を学ぶ
- 最もコスパの良い読者の役に立つ記事を増やす
そして、これをさらにMAC化します。
・1日Twittterに30分以上使って発信する
・1日2時間はブログの執筆に充てる
・週に3時間は文章術についてのインプットをする
これらが今回の僕の長期目標に対する今現在の短期目標となります。
今回説明した、KPIツリーやMACの法則など、目標設定に関する使えるフレームワークはこちらの記事で紹介してますので、気になる方はどうぞ。
正しいスケジュールの立て方
さて、やることは超明確になったので、あとはスケジュールに落とし込めば計画が完成します。
ただ、これもミスると目標は絶対に達成できないので、適切な計画を立てる必要があります。
では、具体的にどうスケジュールを立てていけば良いのかを説明していきます。
1、If-thenルール
まずは、if-thenルールを使います。
これは、「もし〜という状況になったら〜する」と、行動の条件付けをすることです。
これをすることで脳が何をすべきかをはっきり認識できるようになるので、行動に移せる可能性が大幅に上がります。
では、先程決まった目標をif-thenルール化するとこうなります。
- もし、通勤電車に乗ったらTwitterの発信をする
- もし、朝の準備ができたら机に向かって1時間の執筆をする
- もし、9時になったら机に向かって1時間の執筆をする
- もし、日曜になったら文章術の勉強をする
ただ、これだけだと不十分です。
さらに、最も大きな障害となりそうな物の対策もif-thenルール化してしまいましょう。
これをすることで、行動の失敗率もかなり下げることができます。
今回の僕の例の場合は、以下のようになります。
- Twitterでの発信での1番の障害は伸びずにやる気がなくなること
- ブログでの1番の障害は続けてもお金が稼げずにやる気がなくなること
- 文章術の勉強においては、学んだことをどう実践すれば良いかわからず結局何もせずに終わること
障害がわかったので、次のようにこれらの対策を作っていきます。
- もし、Twitterの発信が伸びないと思ったら1ヶ月前と比べる
- もし、ブログで稼げずにやる気が落ちた時はブログでは収入以外にも身に付けられる能力がたくさんあるということを思い出す。
- もし、文章術の勉強しても何もせずに終わるならご褒美をつけて実践する
これで第一段階は終了です。
2、スケジュールの見える化
次にスケジュールを書いて見える化しましょう。
スケジュールを見える位置に置くことで、さらに行動の達成率を高めることができます。
僕の場合は、次の2つのことをやっています。
- 紙に書いて机に前に貼る。
- スマホのリマインダーに設定して、毎日確認する。
3、フィードバックの予定をいれる
次にフィードバックの予定を入れましょう。
自分だけで評価できる内容のものであれば、自分で評価して終わりで良いのです。
ただ、今回のようにブログで稼ぐという目標に近づけているか分かりづらい分野であれば、誰かに教えてもらうというのも1つの手です。
ただ、1つ注意点があります。
初心者はフィードバックの頻度を早めにすると、成長を感じられずにモチベーションを失いやすいので、初めの内は十分な期間を空けることをオススメします。
なので、僕の場合は、次のような予定を入れました。
- 週に1度Twitterアナリティクスでインプレッション、プロフィールクリック率、フォロー率を見る
- 週に1度Googleアナリティクスでアクセス数を確認する
- 週に1度どんな文章術のテクニックを実践できたかを確認する
- 月に1回誰かにブログとTwitterを評価してもらう。
これで第3段階も終了です。
そして、計画の立て方の説明は以上になります。
僕のブログでもさらに詳しく計画の立て方を説明している記事がありますので、気になる方はみて見てください。
計画倒れを防ぐ方法
せっかく計画を立てなのに、途中で挫折してしまったという経験は誰にでもありますよね?
なので、最後に計画倒れを防ぐための方法も解説します。
計画倒れを防ぐ最も簡単な方法は、サボる予定を入れることです。
「どういうこと?」と思うかもなので、詳しく説明していきます。
人間は常に欲望を我慢することは基本的にできません。
なので、たまにサボる日を作ることで、モチベーションを保つことができるのです。
実際にダイエットを対象にした研究では、サボる日を設定したグループの方が痩せたという結果が出ています。
「でもそれってダイエットにしか効果ないのでは?」とう思うかもですが、そんなことはありません。
実際に最近の研究では、勉強やビジネス、貯金などにも効果的ということが分かっています。
また、「1日サボったらその反動で次のもサボっちゃいそう。」っておもいますよね?
僕も最初はそう思ってましたが、事前にサボる日を決めておけば意外と他の日はサボらなくなります。
別の日にサボりたくなっても、「もう少しでサボりdayだから、それまで我慢しよう。」と思えるのでかなり効果的です。
なので、ぜひ「サボる日」も計画の段階で設定しておくことをおすすめします。
頻度としては、1,2週間に1日くらいが丁度良いと思います。
目標設定やスケジュールの立て方を具体例で徹底解説 まとめ
まとめます。
SMARTで長期目標を作る
↓
KPIツリーで中期目標を洗い出し、MAC化する
↓
短期目標を3つに絞り、MAC化
↓
短期目標と最大の障害をif-thenルールを使ってスケジュールに入れる
↓
スケジュールを常に見える位置に置く
↓
フィードバックの予定を入れる
↓
最後にサボる日も計画に入れておこう
と言うのが正しい目標と計画の立て方になります。
これをすることで、目標の達成率を確実に高めることができますので、ぜひ使ってみてください。
実際に、今回僕が立てた目標も達成できるか見ていてください 笑
また、僕のブログでも目標達成関連の記事を書いているので気になった人は見てみてください。
Webエンジニアになりたい方はこの記事をどうぞ
TOEICで高得点を取りたい方はこの記事をどうぞ
おわり
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